地球温暖化現象の影響で、日本では2000年以降連日夏になると37度以上の猛暑日となっています。この猛暑により、幼いお子さんや年配の方が熱中症を患って命を落とす危険があります。そのため、ご自宅はもちろんのこと公共施設でも適切な室温管理をおこなわないといけません。室温管理をする際、温度計を用いて客観的に気温を確認されるでしょうが、熱中症になる要因は気温だけでなく湿度も大きく関わってきます。

湿度は空気中に含まれる水分量を示す指数で、湿度が高いほどその空気に含まれる水分量が高くなります。ジメジメする暑さというのは高温多湿な状態であり、体感温度が高くなって不快に感じる時です。熱中症を患いやすい状態でもあり、エアコンで室温を下げつつ、ドライ(乾燥)機能も併用するのが望ましいといえます。温度と湿度、どちらにも気を配るには「センサー付き湿度計」を購入するのが望ましいです。

「センサー付き湿度計」とは赤外線を発して室内の湿度を計測し、空気内に含まれている水分量を数値にして目に見える形で計測できます。湿度から温度も計測できるため、温度計としても機能するので1台あれば気温・湿度両方を測定することが可能です。センサー付きのメリットは事前に設定しておいて湿度をオーバーすると、アラームを鳴らして知らせてくれる点です。これにより室温と湿度を一定に保てるので、幼いお子さんや年配の方を熱中症から守ることができます。

現在主流のエアコンには湿度計センサーが備わっている機種が多いですが、その機能が無い場合は家電量販店等で購入しましょう。

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