パソコンにはCPUの発する熱の冷却のために内部にファンがついており、ほぼ常に回転しています。そしてファンはCPUの使用率の上昇とそれにともなう温度の上昇に呼応して回転数を上げていきます。この回転数が高くなりすぎると時として大きな騒音を引き起こしてしまいます。こういった騒音をCPUや他のパーツの温度を見ながら調整することのできるパーツがファンコントローラーです。

ファンコントローラーは5インチベイに内蔵するものと外付するものがあり、前面には温度計や回転数を表示する表示版があります。そして背面にはCPUなどの側面に取り付ける温度センサーやファンに取り付ける線をつなぐ場所などがあり、センサーなどを取り付けて使います。センサーはCPUに直付けすることはできません。なぜならそれをしてしまうと冷却効率が下がってしまうからです。

なのでファンに干渉せず、それでいてなるべく近い場所に取り付けます。取り付け後、正常に温度計が機能していることを確認した後、ファンコントローラーを操作してファンの回転がうまく制御できているかを操作して見てみます。回転数がその音とともに減少または早くなり、同時にCPU温度が増減していれば成功です。なお、温度計に表示されているCPUの温度はセンサーの位置の関係上、正確な温度が表示されていません。

なので、パソコンでCPU温度表示ソフトを使用して温度を見て、その温度との差を把握しておくと良いでしょう。

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